直線上に配置

  3足目の義足は、修正月齢約2歳半のときに作成しはじめたもの。
 作成のために仮合わせを行い、じっくり慣れながら調整を行っていき、今回は2ヶ月くらい欠けて仕上げを行いました。長さを大きく変えて、不確定要素が多かったからね。

 今回は仕上げ段階でミッキー&ミニーマウス生地を大腿部分に使って柄をつけてもらいました。1足目の大腿部分も記念にもらいましたよ。

<3足目の義足>

 義足構成は・・・・2足目とほとんど一緒です。
 今回は、義足長をだんだん伸ばしていく過程の苦労や、仮義足の保育園用の保護なんかが、おわかりいただけると良いなあと思います。
 半年くらいかけて、合計で24センチくらい義足長を伸ばしました。
 2回に分けて、娘の様子を見ながら・・・・
 なかなか、娘にとっては試練の時期だったんだと思います。
 でも、娘は履きこなしてくれました。
 おかげで、次の義足の申請で、膝継ぎ手を入れていこうという方針がでました。
 早ければ早いほど良いと良いと言われていた、膝継手導入。
 安全性も重視して、膝折れ防止機能が付いた膝継手を入れた配慮。
 それに答えた娘。 みんなの力ですね。

 義肢装具士さんが作って終わりではない、義肢装具。
 次の展開や将来の展開、今の年齢だからこそ出来ることやらねばならぬこと。
 その判断が娘の将来を左右していきます。
 娘は判断力を持ったケアをしていただいて・・・・・ありがたいなあと思います。
 小児の場合には、親の工夫と力は大きいと思いますが・・・・それ以上に、そうした助言やケア方針が大切だと心の底から思いました。

3足目の義足紹介その1へ(Adobe版)
3足目の義足紹介その2へ(Adobe版)


<ベルトの良し悪し>

 今回、行き違いもあって牽引用ベルトの作成で問題がおきました。
 全く同じベルトを同じ会社で作って4個目(自費作成がそのうち一つ)にもかかわらず、前の作成した際の指摘事項や改善点を全く反映していないばかりか、仕様が退化し・・・・・・その上危険な構造だったのです。
 ベルトが切れるタイミングがによっては大けがにつながること。大きな問題です。
 そのことは、話し合いによって改善されましたが・・・・今後の戒めにするためにも、記載しておきます。

ベルトの良し悪しの違い説明へ(Adobe版)